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川口市の税理士のブログ

税務や経営について初心者でもわかりやすく解説します。

ビジネスで役立つ「坂の上の雲」を読む7つの視点

坂の上の雲」(司馬遼太郎)はビジネス書です。ビジネス書として読む場合の視点を7つほど、見て行きましょう。

1.事業領域

事業には、レッドオーシャン(成熟市場)とブルーオーシャン新興市場)があります。日露戦争では、ロシアが成熟(老朽)した国家だったのに対し、日本は新興国家として、古参の海軍幹部の首を切るなど、大胆な革新ができました。ブルーオーシャンで戦いを挑むヒントは、大胆な決断ができるかどうかです。

2.パクリ

明治海軍はイギリスからのパクリです。陸軍はドイツのパクリです。ビジネスも成功者からどんどんパクるといいかもしれません。

3.リーダー

東郷平八郎は作戦の一切を部下に任せ、バルチック艦隊対馬を通るか太平洋を通るかといった重要な局面でのみ、判断をし、言葉少なに意思決定したそうです。

チームのリーダーのあるべき姿が読み取れます。

4.数字

日露戦争の開戦当初、伊藤博文は「おおかたの名論卓説を聞いてもしょうがない。私は大砲と軍艦に相談しているのだ」と語ったそうです。よく決算期になると車を買いたがる社長さんもいらっしゃいますが、試算表と通帳残高と相談したほうがいいでしょう。

5.チームプレー

日露戦争では、大陸で陸軍がある程度ロシアを押し、海軍は海上輸送を安全に行えるようにロシア船を撃滅するという具合で、陸と海で明確な役割分担ができていました。

意外と組織では、そうした分担があいまいになりがちです。もう一度見直すのもいいかもしれません。

6.情報収集

日露戦争の海上作戦の立案にあたり、参謀たちは、現地調査や書物など、ありとあらゆる情報を集めたそうです。思いつきで起業するかたも少なくないだけに、情報収集はビジネスでこそ、活きると思います。

7.ビジョン

登ってゆく坂の上の雲は、あくまで到達不可能なビジョンです。売上の目標数字はいつか達成できても、その先のビジョンは追い続けるものです。

 

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